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ハ・ジョンウのすべてを PART.3

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ハ・ジョンウの情報サイト

SUNDY MAGAZING 359号より

個人展の続報とシンガポールに現れたジョンウの近況です。
あーやっと上げられる〜(笑)

なかなか興味深い。
記者の突撃インタビューに応じるジョンウの姿が書かれています。
絵はちょっと大きかったので、鼻の下で分けました(爆)


성격대로 못 사니까 … 내 무의식의 단면 마음의 붓으로 그려요
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SUNDY MAGAZING 359号より_e0148490_2351746.pngアジア太平洋地域文化の中心を目標に努力しているシンガポール。毎年世界の芸術家とコレクターたちの関心が集中する‘シンガポールアートウィーク’も一環だ。今年も1月13日から19日まで多様な美術行事が行われた。代表的なアートステージ2014を含め、東南アジア現代美術のシンガポールビエンナーレ、ギルモンペロクスの現代美術展など、美術愛好家たちは多様な展示に足を向けた。

その渦中に独特なイベントが開催された。大型コンベンションセンターのソンテックシティで18日始まった‘プレデンシャルアイアワード’だ。非営利団体であるパラレル現代美術が、2009年イギリスのサチギャラリーと協業で始めた‘グローバルアイプログラム’が、オーストラリアとロシアを含むアジア全域の新進作家を対象に公募展行った。700人を越える応募者の中で、絵画 · 彫刻 · 造形 · メディアアート · 写真部門の最終候補 20人の作品展が 2月 5日まで続く。

18日夕方にはオープニングに続き各部門優勝者と全体優勝者を発表する授賞式が行われた。行事を後援したプレデンシャル、ロールスロイス、ピゲなど名品ブランドのVIP顧客らと全世界のコレクター数百人が参加した。 オープニング セレモニーが佳境に入る頃、イブニングドレスとタキシードで着飾った見慣れない富裕者たちの間に嬉しい顔が現れた。昨年‘ベルリン’‘ザ テロライブ’の興行突風と‘ジェットコースター’で監督デビューし最高の1年を送って忠武路(チュンムロ)‘大勢’で位置を固めた映画俳優ハ・ジョンウ(36)だった。

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ハ・ジョンウ個人展'Trace'
期間:2月6日〜3月5日 場所:ソウル梨泰院 ピョギャラリー

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カルティエと共に'俳優ハ・ジョンウと会う芸術の世界'
期間:2月7日〜28日午前11時ー午後7時30分 場所:ソウル清潭洞カルティエ売場


ハ・ジョンウはこの行事に広報大使でとして参加した。彼の絵画二点も展示場を飾った。知られたように彼自身も2010年から個人展を5回も開いて各種美術行事に活発に参加している作家だ。2月には2年ぶりの個人展を清潭洞(チョンダムドン)カルティエ売場と南山(ナムサン)ピョギャラリーで同時に開く。

彼は当初インタビューを固辞した。新進作家を励ます行事だけに、ゲストとして遅く合流し、韓国作家を祝いながらも公式に出るのを自制するようだった。グローバルアイ設立者であるデビッド・シクラティア会長らと歓談を交わして、授賞式が終わるや否や急いで退席した。

無条件反射でついて行った。長いエスカレーターに乗って降りて行く彼を呼んでみた。適当に避けるだろうと予想したが、意外にもエスカレーターを数歩逆に上がって待ちながら、ホテルへ向かう夜道散歩の時間を喜んで分けてくれた。予想よりすらりとした背丈に長い脚と、つかつかと先立つ足取りに追いつくのに息が切れた。ロビーに到着、ミネラルウォーターを注文して一気に空ける姿はまるで一つの‘モッパン’だった。澱みないない返事とすっきりした微笑は、東南アジアの蒸し暑さまで冷ますようだった。


ー本人も作家なのに、どのように広報大使で参加することになったのですか?
“本来公募で選ばれましたが撮影日程のために行事関連作業には参加できなくなりました。選ばれたことだけでも光栄だったし、このような美術授賞式は初めての経験でした。私も作業をしていて絵に関心が多いので、少しでも韓国作家の方々の役に立ったならば嬉しいことでしょう。”

ー同年代作家の作品を見るとどうですか?
“アイディアが本当に奇抜です。賞を受けられたシム・スンウク作家作品も良かったし、イム・チェウク作家は私の展示にも来られて、私が香港アートフェアに行った時に展示をしておられて、直接訪ねたりもしましたね。 最近作家の中ではチャールズジャギナーやパク・ミジン・クォン・ヒョンジン作家が好きで、作品も持っています。”

ー今回の展示作はどんな作品でしょうか?
“映画‘ベルリン’撮影直後に描いた絵です。その時からパターンを利用したシリーズ作業をしています。ジャンデュビュッフェが好きなので、彼がペンを使ったのように私も最近ペンでの作業をたくさんしています。パターンを利用してみたら、最近はキースヘリングの感じも出るようになったでしょう?”

ー絵を習わなかったけれど、ドローイングの実力があるようですが?
“そんなことないですよ。全然習ったことはなくて、ただ落書する位でした。絵をドローイングで描くという考えはしません。表現手段の一つだからもちろん重要です。しかし私は絵は描きたい心で描くのだと思います。もしかしたら、その作業が私にはヒーリングになって、映画にもっと邁進できるように手伝ってくれる修練かもしれません。”

ー率直に、芸術魂というより色感やデザイン感覚が著しいようですね?
“見る人が解釈するでしょう。しかし視覚的に見えるデザイン感覚やセンスを出そうとする作業ではないです。他の作家たちのように芸術魂を燃やすようにはいかないが、私にとって絵は無意識の率直表現というか、日記帳みたいなものです。絵を描く作業はそんな時間です。”

ー本格的に描き始めてから 7年位になりましたが、振り返るとどうですか?
“恥ずかしいですよ。昔の日記帳を見ると恥ずかしくなるのとまったく同じです。”

ー新人として展示会をたくさんしました。初めは公開をためらったんですって?
“足で描いても鼻で描いても、これも表現手段になるという気がしました。ファンの中でも私の絵に関心を持つ人たちがいて公開するようになりました。”

ー去年ニューヨーク展示会の時は完売したと聞きました(最近幕を閉じた LA アートフェアでも 5点中で 4点が売れた)。芸術をするスターたちが過大評価を受けるという視線もありますが?
“そのように見られると思います。認知度が高いから関心を受ける面があります。ですが、俳優でも誰でも真摯に作業をしていけば、いつかはその心が通じて誤解と偏見を払拭させることができるのではないかと思います。”

ー中堅作家水準の価格だそうですが、作品価格に俳優としての価値まで含まれていると思いますか?
“そんな金額ではないです。ただギャラリーが決めた通りになるだけです。”

ー芸術家は鋭敏で孤独ではなければならないようですが、ハ・ジョンウはリーダーシップがあって性格も良い人なのに、どうして絵には孤独が出るのでしょうか?
“私の寂しさと孤独を人々がどうやって分かりますか?俳優という職業はどう見えますか? 自分の性格をすべてさらしているようですか?”

ーそうではないですね。
“そうでしょう。社会性を持って誰かの前に立った時、いや演技をするという職業自体が果して自分の本当の姿を露出すると言えるでしょうか?観客たちにとって私の絵は私の演技、私の映画をもっと深くて面白く豊かに見るための一つのマニュアルだという気がします。私は方向を決めて絵を描きません。私の無意識の断面だから、ある日は寂しい絵が出たり、またある日はいたずらな絵が出ることもあります。”

ー去年‘ベルリン' ‘ザ テロライブ’で最高の1年でしたが、絵にも影響はありましたか?
“特に去年はたくさん描きました。仕事をたくさんするほどストレスを受けて、絵を描く時間を持ちながら自分をなぐさめたかったようです。それで作業も多くなりましたね。”

ー‘ローラーコースター’で監督デビューしましたが、絵を描く理由が俳優として満たされない創作欲のためなら、演出をすることで充足される創作欲は違うのでしょうか?
“映画は共同作業だからです。俳優で参加する時と違うのは、監督は決定をしなければならないということだけ、共同作業というのは同じです。絵を描くのは一人だけの作業という部分が違います。監督をしている間は時間がなくて描けませんでした。初監督作品だったので慎重にしましたよ。”

ーほとんどの作品が人物中心で個人的な世界観ですが、今後はどんな絵を描きたいですか?
“人物に対してもう少し深く掘り下げたいと思います。私が俳優で監督だからそうしたいようです。モニターを通じて人物を見ると一番関心がいくのが人間で、描くことも私自身を表現することだから。だから人物になるようです。”

ー最近撮影を休む時はどこでインスピレーションを得ますか?
“必ずしもインスピレーションを得たから描くわけではないです。ササっと描かなくちゃいけない日もあり、ある日は無意識的に始めたりもします。今は 7月に封切りする‘群盗’の撮影が終わり、会社に出勤しながらウィファ原作の ‘許三観売血記’という作品を準備しています。クランクインは 5月になります。”

ー初監督兼主演作品で‘許三観売血記’を選んだ理由は何でしょうか?
“許三観という人物は映画的にみても興味深いキャラクターのようです。表では父として、夫としてして言ってはいけない言葉を吐き出したりしますが、その心は結局とても暖かい人です。そんな両面性を持ったキャラクターが本当に面白いという気がしました。ウィファの文体もとてもコミックで、その二つだけでも充分に面白い映画になるのではないかと思います。”
シンガポール、ユ・ジュヒョン客員記者


以上、
ピョギャラリーの他に、ソウル清潭洞カルティエ売場で行われる展示会もあります。
こちらは店をやってる間なら見られそうですね^^
会期に微妙なズレがあるので注意。

それと!
「許三観売血記」のクランクインは5月って、1月末からだと思ってたのに〜
本人が言うのだから間違いはありませんけど^^;
だとしたら、封切りは来年か???

いろんな疑問が起きますが、
何しろ、記者さんの突撃インタビュー、ナイスでした!056.gif
by kusu_woo | 2014-01-30 01:50 | その他