第33回青龍映画賞受賞結果
NAVER映画の総評なんですが、面白いのは先に行われた大鐘賞と比較していること。
長いのでちょっと端折ったりしてるとこも〜(苦笑)
제 33회 청룡영화상 수상 결과
第33回青竜映画賞受賞結果
まず先に各作品別ノミネーション情報です。
光海、王になった男 10部門
犯罪との戦争: 悪い奴等全盛時代 10部門
泥棒たち 7部門
建築学概論 6部門
私の妻のすべて 6部門
ウンギョ 5部門
折れた矢 3部門
ピエタ3部門
隣人 3部門
火車/共謀者たち/ダンシングクィーン/ヨンガシ/ワンドゥギ 2部門
大鐘賞では粗末な扱いを受けた [犯罪との戦争 : 悪い奴等全盛時代]が [光海, 王になった男]と一緒の10部門に上がって角逐しています。大鐘賞での独走とは違い、両強体制になりながら今度の青竜映画賞がおもしろくなるようでした。多分 [光海]の場合、技術賞部分意外は独占しないと思われ、この二つの作品でそれぞれ監督賞と作品賞を両分すると予測していました。 [るつぼ]を追い抜いて上ってきた [泥棒たち]が作品賞候補になったのは少し意外でしたね。今度の青竜映画賞の候補は、ほとんど異論がない位に理想的なリストという気がしました。
1. 作品賞受賞作 - [ピエタ]
作品賞候補作 [泥棒たち]
[犯罪との戦争: 悪い奴等全盛時代 ]
[折れた矢]
[光海、王になった男]
大鐘賞受賞作 [光海、王になった男 ]
一番熱い角逐だった作品賞では、もしや?と思った期待がやっぱり!に変わった結果でした。大衆性を担保に力強い候補だった [光海, 王になった男]を越えた [ピエタ]の受賞は、今度の授賞式でもやはり粗末な扱いを受けるのではないかという憂慮を払拭させました。個人的には [ピエタ]が監督賞を、 [光海]が作品賞を受賞するのではという予想は完全に外れてしまいました。作品賞と監督賞とも小規模映画が受賞するようになりながら、大資本興行作たちを顔負けにさせましたね。惜しくも主演女優賞を逃したチョ・ミンスは作品賞受賞に心をなぐさめ、大鐘賞で授賞式場を抜けたキム・ギトク監督の顔には微笑みが広がりました。
2. 監督賞受賞者 - チョン・ジヨン [折れた矢]
監督賞候補 キム・ギドク[ピエタ]
ユン・ジョンビン[犯罪との戦争: 悪い奴等全盛時代 ]
チュ・チャンミン[光海、王になった男 ]
チェ・ドンフン[泥棒たち]
大鐘賞受賞者 チュ・チャンミン[光海、王になった男 ]
[ピエタ]のキム・ギドク監督でもなく、[光海、王になった男 ]のチュ・チャンミン監督でもなく、チョン・ジヨン監督が受賞した監督賞です。[折れた矢]の製作と興行すべてを俳優アン・ソンギに回しながら、現在上映中の [南営洞1985]に対するコメントも忘れなかったです。受賞可否を別にして、韓国映画界が若い血であふれる状況の中でチョン・ジヨン監督の存在は示唆するところが多いようです。
3. 主演男優賞受賞者 - チェ・ミンシク [犯罪との戦争 : 悪い奴等全盛時代]
主演男優賞候補 キム・ユンソク[泥棒たち]
アン・ソンギ[折れた矢]
イ・ビョンホン[光海、王になった男 ]
ハ・ジョンウ[犯罪との戦争 : 悪い奴等全盛時代]
大鐘賞受賞者 イ・ビョンホン[光海、王になった男 ]
受賞の喜びを後に置いて、主演男優賞を受賞したチェ・ミンシクは映画 [タッチ] 関連の消息に対して所信ある発言をして人目を引きました。商業映画でも非商業映画でも一緒に共存することができる方案を模索してみようという彼の提案は確かに考えてみる問題ですね。名うての俳優たちが候補に上がった主演男優賞は誰が受けても異論がないほどの演技を広げた俳優たちが布陣しました。 チェ・ミンシクは再度以前の派手だった時代に帰還する準備を終えたようです。
4. 主演女優賞受賞者 - イム・スジョン [私の妻のすべて]
主演女優賞候補 コン・ヒョジン[ラブフィクション]
キム・ミニ[火車]
オム・ジョンファ[ダンシングクィーン]
チョ・ミンス[ピエタ]
大鐘賞受賞者 チョ・ミンス[ピエタ]
多分すべての部門をひっくるめて最大の変事だと言えば、イム・スジョンの主演女優賞受賞です。彼女の受賞が意外というより、 [ピエタ]のチョ・ミンスの受賞が一番有力に見えたからですね。イム・スジョンは普段自分のイメージを脱して風変りな演技で観客たちから愛されたし、彼女の演技人生でも風変りなターニングポイントになった演技を広げました。去年 [ブラインド]のキム・ハヌル以後、 30代女優たちの活躍が著しいです。やはり素敵な演技を広げた [火車]のキム・ミ二は手ぶらで帰ったものの、充分に印象的な演技を広げました。
5. 助演男優賞受賞者 - リュ・スンリョン [私の妻のすべて]
助演男優賞候補 クァク・ドウォン[犯罪との戦争 : 悪い奴等全盛時代]
マ・ドンソク[隣人]
チャン・クァン[光海、王になった男]
チョ・ソンハ[火車]
大鐘賞では [光海, 王になった男]で助演男優賞を受賞したリュ・スンリョンは、去年の[最終兵器弓]に引続き2連勝する気炎を吐きました。近来ますます助演男優賞候補たちが響くようになっているし、新しい世代交代が成り立っているようです。それぞれの作品で他の授賞式で受賞する喜びを享受するようになったリュ・スンリョンは、今年が彼の一年と言えるようです。映画スタッフたちが調えてくれた食膳をよく食べた以上に、いきいきいと皿洗いまでする俳優になりたいという彼の所感が印象的でした。 そして今年の演技賞は新人演技賞と男女助演賞候補が重複しないように気配りしたのが特徴で効果的な選択と思えます。
6. 助演女優賞受賞者 - ムン・ジョンヒ [ヨンガシ]
主演女優賞候補 キム・ヘスク [泥棒たち]
ラ・ミラン [ダンシングクィーン]
パク・ヒョジュ[ワンドゥギ]
チャン・オンナン[隣人]
大鐘賞受賞者 キム・ヘスク [泥棒たち]
助演女優賞は予想を覆して [ヨンガシ]のムン・ジョンヒが受賞しました。一番協力な候補である [泥棒たち]のキム・ヘスクを退けて受賞するようになって、さらに嬉しかったようですね。私がムン・ジョンヒという俳優を初めて見たのがパク・ジョンウ監督の [風の伝説]でした。その時、開いた口が塞がらない位の踊り腕前を見て驚いた記憶、ドラマ [恋愛時代]では美しい演技を広げて印象深かったです。今度は生と死の岐路に立った妻と母役を立派に消化して、受賞の喜びを享受するようになりましたね。
7. 新人男優賞受賞者 - チョ・ジョンソク [建築学概論]
新人男優賞候補 キム・ソンギュン[犯罪との戦争 : 悪い奴等全盛時代]
キム・スヒョン [泥棒たち]
ユ・ヨンソク [怖い話]
イ・グァンス [私の妻のすべて]
大鐘賞受賞者 キム・ソンギュン[隣人]
キム・ソンギュンは大鐘賞では [隣人]で受賞したが、今度の青竜映画賞では [犯罪との戦争]で候補に上がりました。果してそれぞれ他の作品で新人賞受賞が可能だろうかという期待を集めました。 結果は [建築学概論]で印象的なコミック演技をお目見えしたチョ・ジョンソクが受賞しました。ミュージカル界ではすでに有名な俳優たちが映画界まで受付けるようになりましたね。一緒に [観相]という作品に出演中の俳優ソン・ガンホが、新人賞受賞を予想したというエピソードと喜びを伝えました。普通新人演技賞はコミック演技より粗い男らしい俳優を好む場合が多かったのが、 今度は少し結果が違いました。もしキム・ソンギュンが [隣人]で候補に上がっていたら結果は違ったでしょうか? 新人男優賞の結果が気になる位、近来新人俳優たちの躍進が目立っています。これは主演女優賞も同じです。
8. 新人女優賞受賞者 - キム・ゴウン [ウンギョ]
新人女優賞候補 コ・アラ [パパ]
ペ・スジ [建築学概論]
チョン・ジユン [共謀者たち]
ハン・イェリ [コリア]
大鐘賞受賞者 キム・ゴウン [ウンギョ]
授賞者としてで舞台に上がった [私の妻のすべて]に一緒に出演したリュ・スンリョンとキム・ジヨンは、候補の俳優たちを対象に漫談を構えて楽しさを与えました.。二人は映画の中でもエンディングで熱い愛を分けました。大鐘賞では候補に上がることができなかった [共謀者たち]のチョン・ジユンと [コリア]のハン・イェリが含まれ角逐しました。惜しい苦杯を飲んだペ・スジとコ・アラが果たして [ウンギョ]のキム・ゴコウンを追い抜いて受賞することができるかに関心が行ったが、結局キム・ゴウンが 2連勝を果たしました。今年の大部分の新人賞を独占しているキム・ゴウンは、べそをかく声で自分の映画出演によって心痛かった家族たちに感謝の挨拶を伝えました。大鐘賞とはちょっと違う姿だったが、もう次の作品では良い映画を選択して気苦労のない映画で会いたいですね。
9. 新人監督賞受賞者 - キム・ホンソク [共謀者たち]
新人監督賞候補 キム・ジュホ [風と共に去りぬ]
キム・フィ[隣人]
シン・アガ/イ・サンチョル[ミンクコート]
ウ・ソンホ[死体が帰った]
私は [隣人]のキム・フィ監督が受賞しないかと思いました。新人監督賞候補の映画は興行作目立つが明らかに優勢を占うに値する作品がなく、誰が受賞するか知りたかったです。結局 [共謀者たち]のキム・ホンソク監督が受賞するようになりました、受賞所感でちょっと震える声で感謝の言葉を伝えるキム・ホンソク監督の姿を見たら、紆余曲折のあげくに封切りした [共謀者たち] のために気苦労が多かったようなので、元気になってくれればと思います。
以下は受賞者(作)のみで候補は省略。
10. 撮影賞受賞者 - キム・テギョン [ウンギョ]
11. 照明賞受賞者 - ホン・スンチョル [ウンギョ]
12. 音楽賞受賞者 - チョ・ヨンウク [犯罪との戦争 : 悪い奴等全盛時代]
13. 美術賞受賞者 - オ・ホンソク [光海, 王になった男]
14. 脚本賞受賞者 - ユン・ジョンビン [犯罪との戦争 : 悪い奴等全盛時代]
15. 技術賞受賞者 - ユ・サソブ、チョン・ユンホン (武術) [泥棒たち]
16. 韓国映画最多観客賞 - [泥棒たち] (12,982,573人)
17. 短編映画賞 - [夜] カン・ウォン監督
ここははぜせない。最後です!
18. 人気スター賞 - ハ・ジョンウ / キム・スヒョン / コン・ヒョジン / ペ・スジ
人気スター賞は [ラブフィクション] カップルと、ドラマ [ドリームハイ] カップルが並んで人気スター賞を受賞しました。この4人の人気は説明する必要がないですね。出品対象作品ではない [狼少年]のソン・ジュンギは欠かせなくても、 [光海]のイ・ビョンホンが抜けたのは予想外のようですね。
今度 33回青竜映画賞は何より各々に相違配分された感じです. 主要部門を 2個以上受賞した作品もないし,、何より大鐘賞で主要部門を席巻した [光海]が美術賞一つだけを受賞するのに止めたことは、かなり対照的に見えます。主要部門の中で大鐘賞と等しい受賞結果は、新人女優賞の [ウンギョ] キム・ゴウンと、美術賞の [光海] 位のようです。ある結果に納得できようができまいが、それぞれの授賞式は色を持っているし、今度の青龍映画賞の破格的な受賞結果があったことに充分納得できた結果ではないかと思います。
以上、いや〜ちょっと長かったですね@@;
私が初めて大鐘賞授賞式に行ったときは6月でした。
冬は青龍映画賞・・と時期が違っていたのにいつの間に近づいた?
時期が決まってないのが一番理解できない(苦笑)
ま、時期が離れればいいってもんじゃないですが、、、
離れてたらこういう検証はなかったのかも