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[レビュー] ‘群盗’カン・ドンウォンのための映画? ハ・ジョンウの内攻が輝いた

(注)この記事には映画のネタバレが含まれています。

公開後はストーリーに関する話題が多数上がってきますね〜
ここは外したくないので載せちゃいます^^;
観るまで知りたくないと思う方は、映画観賞後にゆっくりお読み下さい。

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[レビュー] ‘群盗’カン・ドンウォンのための映画? ハ・ジョンウの内攻が輝いた_e0148490_09837.jpg
朝鮮哲宗 13年、民たちの生はますます疲弊されていく。頻繁に起きる自然災害、飢えと飢饉と官僚の着服まで重なったためだ。羅州大金持ちの庶子であり朝鮮最高武官出身のチョ・ユン(カン・ドンウォン)は良民たちから収奪し、いつのまにか地方最高の大金持ちに成長する。

白丁ドルムチ(ハ・ジョンウ)は牛豚を捕ってやっと生きていく。チョ・ユンから受けた殺人請負をためらい、母と妹が燃やされた後に群盗に合流した。以後、智異山追設の新巨星ドチで生まれ変わる。民が中心の新しい世の中のために、ドチを筆頭に群盗はチョ・ユンと対決する。

映画はドルムチとチョ・ユンの対決が主だ。よく見る王室や支配層内部の権力争いではない。民の視覚で朝鮮を描いた。貧官汚吏の苛政が幅を利かせる世の中を、義賊群盗たちが覆す時は痛快だ。筋書と演出は新らしくはないが、アクションと笑いと感動の三拍子がよく調和した。

ハ・ジョンウの演技は申し分なく、カン・ドンウォンのアクションは冷ややかながらも美しいとまで思わせる。特にハ・ジョンウは壊すことも辞さず、外形的な‘カッコ良さ’は諦めた。傷痕が残るクリクリ頭にみすぼらしい姿は好感とは程遠い。だが、格好良い。屠殺する時に使う包丁を両手に握り、男性的なカリスマを威張ると同時に香ばしい全羅道訛りを吐き出す時、純朴さが感じられる。こんな風に言う。“おらが今日持って来た肝をツマミに買って一杯飲むといいぜ”

チョ・ユンより 10歳も幼い設定も面白い。ドルムチが“おらは十八歳なんだぜ”と言う時、観客たちはこみ上げる笑いを堪えることができない。カリスマにいたずらっ気を兼備した人物だが軽くならないように表現した。幅広い演技内攻を感じられる部分だ。

チョ・ユンは庶子に生まれたが、父さんに認められたい欲望に溢れる人物だ。そのため薄情で冷ややかさと妙な悲しみが共存する。冷たいながらも事情があるように見える目つき、カン・ドンウォン特有のオーラが溢れ出る。どう見れば彼にぴったりの服のように見えるのか。髪が切られて長く垂れる時、女性観客の多くの人は嬉しい笑みをこぼす。しかしそこまでだ。自分の過ぎ去った過去に対する怒りと悲しみが遂に爆発するが、よく活かしきれなかった。最後に、何故急に弟の赤ん坊を抱いて争うのか、よく理解できない。サイコパスの父性愛。もしこれを説明しようとするならば、もっと多くのシーンが必要になりそうだった。

ユン・ジョンビン監督の映画に欠かせない俳優たちも大挙登場する。マ・ドンソク、チョ・ジヌン、キム・ソンギュン、イ・ギョンヨン、キム・ジェヨンなどは個性強い演技で観客たちを捕らえる。唯一の女性で名弓マヒャン(ユン・ジへ)の再発見も嬉しい。しかし時々流れるナレーションは沒入の邪魔をする。ここは好き嫌いが分かれるところだ。

ユン監督は試写会で “希望を忘れてしまった人々を治癒してくれる娯楽映画を作ってみたかった”と明らかにした。ユン監督の言葉通り、娯楽映画としては充分に魅力的だ。“団結すれば民であり、散らばれば泥棒”という社会 · 政治的メッセージを伝達しようとしたが、
‘キムチウエスタン’で終わった。ウエスタン風の背景と土埃をたてながら馬を走らせる場面のためか、フッと映画‘ノムノムノム(良い奴、悪い奴、変な奴)’が浮び上がったりする。惜しい。137分。15歳観覧可。上映中。

まるで試写会以降のマスコミ反応を代表するレビューです。
確かに同感な部分もあり…^^

期待が大きかった分、色々出てくるのは仕方ないことですが、
色んな試みをした意欲作で、私的にはGood049.gif

とにかく愛すべきドチが最高です056.gif
by kusu_woo | 2014-07-29 01:23 | 군도:민란의 시대/郡盗