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ハ・ジョンウのすべてを PART.3

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『ベルリン』29日夜公開!

またまた早まった公開日。
日本じゃ考えられない現象ですって(汗)

'ベルリン' リュ・スンワン監督+ベルリン+ハ・ジョンウが会った最高のシナジー
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リュ・スンワン監督、都市ベルリンのアウラ、そして俳優たちの好演。
この三拍子をすべて等しく取り揃えた傑作が出た。映画 'ベルリン'(提供/配給 CJエンターテイメント)は 2013年上半期最高期待作という評価を受けて業界は勿論、観客たちの熱い関心を受けている。 "これは必ず見なければならない!" と叫ぶ期待作 'ベルリン'、言論試写会と GV などを通じて先攻ヶされた 'ベルリン'の姿はどうだったろうか。

'ダイバッド'、'TACHIMAWA LEE'、'血も涙もなく'、'相棒'、'ARAHANアラハン'、'不当取引' など、主にノワールアクション作を演出したリュ・スンワン監督は、今度は 'ゴースト' 要員たちの話を取り上げようと出た。'不当取引' は287万名の観客動員が一番高いスコアだった彼が、今年1千万観客動員スタートを切る最高の期待作 'ベルリン'を指折るという話に、"鬱病薬を飲んでいます。"とするほどだ。しかしそれほど自信があるという表現でもある。

'ベルリン'はまるで 1998年カン・ジェギュ監督の作品 'シュリ'を見るような強烈な感じを消すことができない作品だ。特に当時国家一級秘密情報機関 OPの特殊秘密要員ユ・ジュンウォン役を引受けた俳優ハン・ソッキュが、15年後にまた要員役を引受けてベルリンに発ったと思ったが、十分に 'シュリ'のスピンオフ映画と考えられるほどだ。しかし、 'シュリ'とそのフレームが似ているだけで、内容と主背景は全く違う。

ドイツベルリンを背景に広がる話を描き出したリュ・スンワン監督は、 "冷戦時代ベルリン通りの 10人の中 6人はスパイだったと言う。冷戦時代が終わって今も相変らずその機運がそっくりそのまま伝わる時代の悲劇が残っているベルリンで、自分を隠して生きている 'ゴースト' スパイ要員たちの姿を見せた。ベルリンには全世界最大規模の北朝鮮大使館がある。この点も面白いと感じてシナリオを書く過程で、ベルリンに舞台を決めるようになった。"と説明した。

リュ・スンワン監督の言葉によれば、結局ベルリンという都市だけが持っている話を解くことができる要因が、あちこちに埋もれているという話だ。彼の言葉のように映画 'ベルリン'には都市あちこちの冷え冷えして陰鬱な機運と、無彩色が漂う寂しくて静かな姿が劇中にそのまま溶け出す。ベルリンという圧倒的な都市にどんな音響效果や背景音楽も必要ない。








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ベルリンという雄大壮厳さに跳びこんだ俳優ハ・ジョンウ、リュ・スンボム、ハン・ソッキュ、チョン・ジヒョンは、どこでも見られなかったアクション演技を広げて一時も目を離すことができない緊張感のまま、 120分のランニングタイムを十分に満たす。ハ・ジョンウは劇中北朝鮮の 'ゴースト'要員ピョ・ジョンソン役を引受けて、 "やはりハ・ジョンウ"と言わせるほどの好演を広げる。韓国版 'ボーン' シリーズと知られた 'ベルリン'で、マッドデイモンの緊張感あるアクションとはまた違う姿で観客をローラーコースターに乗せる。

ハ・ジョンウが劇中使うアクション演技は北朝鮮要員らしく北朝鮮のテコンドー撃術で、実際イ・チョルナムという北朝鮮テコンドー選手の動作を伝授され、今まで韓国映画界になかった新しいアクションを作り出した、また彼はアクションの他にも
リュ・スンワン監督の映画史上最初の '愛' コードを実現し出したキャラクターだ。劇中ピョ・ジョンソンは自分の妻リョン・ジョンフィ(チョン・ジヒョン)と一歩遅れて愛を感じるようになって、妻を守るために命をかけて最後まで対立して戦う人物で熱演を広げる。

また 'ダークナイト'のジョーカーのような薄気味悪い笑いを浮かべる殺人者、ドン・ミョンス役を引受けた俳優リュ・スンボムの演技も驚くべきほどだ。銃撃戦を一回もしていないというリュ・スンボムの言葉とは違い、劇中ドン・ミョンスは鉄砲もよく似合うことができない。引続き今年で俳優 28年目に入った俳優ハン・ソッキュの演技は、力は抜くがカリスマは失わない、まさに名品演技力を誇る。 "俺はお前のような奴だ。"と言いながらものを言う場面は、真剣だがコミックのようでもあり、 一般の40代会社員を代表する暖かい姿さえ漂う。

引継いで 'ベルリン' の紅一点で登場する俳優チョン・ジヒョンはリュ・スンワン監督の '夢'であるメロを最初に実現させてくれた俳優だ。チョン・ジヒョンは去年 '泥棒たち'でセクシーさを兼備したエニーコール役を引受けて、キャットウーマンのような姿を見せたが、今度の 'ベルリン'では中低音の北朝鮮訛りトレンチコートスタイルで地味だが強い印象を残した。またアクションシーンでも顔に硝子破片を受けながら熱演を広げたという、彼女の熱情がそっくりそのまま作品に溶け出して、ハ・ジョンウと広げる隠そうとする者、追う者の対立構図が印象的で見物だ。

一方、このように完璧な 'ベルリン'にも惜しい点はある。初盤の約 30分ほどは登場する人物たちの関係や説明がとても長くて空回りする感じが強い。アラブ、ロシアなどを行き交って麻薬密売業者たちが登場する初盤には、まるで世界旅行に行くように観客たちを混乱に落とし入れる。ここに初盤から気を引き締めて観ると、3D映画のように圧倒的なベルリンのスケールと、俳優たちの名品演技に没入することができる。

"他は分からない。チケット代が惜しくない映画になる。"と言ったリュ・スンワン監督の素朴な望みはもう叶ったようだ。リュ・スンワン監督特有の結末に仕上がった 'ベルリン'は、観客たちのシーズン2 嘆願を呼ぶ可能性もある。このように 'ベルリン'は監督と俳優、そして派手なスケールという三拍子がすべて等しく取り揃えた名品映画で、今年初の観客たちを捕らえる予定だ。

最初来る 31日で封切り日を決めたが 30日に移動、引続き29日夜封切りで最終確定した 'ベルリン'の初姿は、観客たちにどんな反応を起こすのだろうか。ピョ・ジョンソンとドン・ミョンス、チョン・ジンス、そしてリョン・ジョンフィまで、これらの息詰まる追撃戦とチョン・ドゥホン監督が出会ってから史上最高のリュ・スンワン監督的アクションを見せる 'ベルリン'は、特別な笑いコードはないが悲壮の中に軽いせりふで笑いを抱かれて、アクション映画として限りなく充実した作品で観客たちを引寄せる予定だ。来る 29日夜封切り。

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あ〜もう日付が変わっちゃった・・・
『ベルリン』公開〜おめでとうございます!024.gif056.gif
by kusu_woo | 2013-01-29 00:26 | 베를린/ベルリンファイル