感じる男、ハ・ジョンウ 絵で話しかける
A PAINTER イーゼルの前、ハ・ジョンウ
彼が初めて絵を描き始めたのは2003年だ。 特別な契機はないが'そのまま'描きたかった。 水彩画で始めた絵は次第に比丘上に近い筆づかいで満たされた。 対象をそのまま描写する代わりに手助けが行き次第絵を描いた。
bykyon2
絵'でない'描くこと'自体が良かったためだ。 何の考えなしで何時間ずつの絵に集中する時間が安らかだったし、しばらくの絵をつかんでいると見れば頭痛と共に気持ち良い疲労感が集まった。 今顧みればそれは恐らく欲望の解消であったようだ。 ハ・ジョンウに延期(煙、演技)という(のは)あふれる感情でなく冷たい頭ですること。 延期(煙、演技)はすればするほど解きほぐすことが出来ない欲望と表現できない感情が積もって胸を押さえ付けた。 撮影会場では冷静で厳格に心を押したが、家に戻れば重苦しくて苦しい心を治めるのが難しかった。
転換点は映画'追撃者'をとる時訪ねてきた。 絵を描いて組閣(彫刻)する人の'チ・ヨンミン'を演技しながら本格的に絵を描き始めた。 キャラクターを理解するために、そして延期(煙、演技)に疲れた自らを満たすために絵を描いた。 話したいものなど、夢見たいものなど、伝えたいものなどを考えて熱心に絵に陥った。 絵を描き始めるとすぐに胸の中塊りがぐっと抜け出るようにすっきりした。 ただ心が傾き次第筆を動かせば良いから。 誰も侵すことはできない自分だけの世界をものさびしく広げてみせられるから。
そしてもうハ・ジョンウは絵と延期(煙、演技)を両輪として前に進んでいる。 撮影会場できっ抗した集中力を発揮して帰ってくれば絵を描かざるをえない。 押さえ込んだ感情と創作欲を描くということを通じて発散したらまた延期(煙、演技)をしたい空っぽの状態になってしまう。 延期(煙、演技)が絵を呼んで、絵が延期(煙、演技)を可能にすること。 それがイーゼル前に立った、'書家ハ・ジョンウ'だ。