人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

ハ・ジョンウのすべてを PART.3

hajungwoo3.exblog.jp

ハ・ジョンウの情報サイト

[インタビュー] "朝鮮族みたいだという弟の褒め言葉が最大の力"

もうすぐ年越しですね~まだ掲載中!
[인터뷰] 하정우 "딱 조선족 같다는 동생 칭찬이 가장 큰 힘"
[インタビュー] \"朝鮮族みたいだという弟の褒め言葉が最大の力\"_e0148490_14282991.jpg
刻みながらしかめた顔で人生に疲れただるさを示し、映画の封切り直後に向い合ったハ・ジョンウ(33)はどこか遠い外界から現実世界に帰って来た人のように呆然としていていた。相変らずグナムから抜け出ることが出来なかった感じだとでもいうような。

クリスマスイブにソウル小公洞のあるホテルでハ・ジョンウに会った。去年 '国家代表'でインタビューを進行した当時、通常のコメディアンに劣らないユーモアと才談を見せた彼の姿はなかった。

一般的に映画一本を取る期間の3倍に近い1年余りの期間を、誰だかも分からないまま殺害の脅威に追い回されて妻を尋ねる朝鮮族グナムで暮したからだろうか。

1年余りの撮影は中国のハルビンと延吉、ソウル市内を含めて釜山、清州、聞慶、蔚山等地と東海、南海を出入りする膨大なロケに進行され、映画の大部分の分量に出演する彼はすべての現場を守って一貫したグナムという人物に集中しなければならなかった。

それにもかかわらず、ハ・ジョンウは自分が苦労した部分に焦点が合わせられることを警戒した。ただ俳優とスタッフたちの血と汗だけで誰もが認めるに値するクラシックなジャンルの映画を作ったということに対して自負心を示した。

ハ・ジョンウは "ソル・ギョング、オ・ダルス先輩などの映画界先輩たちが心から慰めてくれて誉めてくれて、大きな力を得た。その中でも私の実の弟(チャ・ヒョヌ)が '兄さんが今まで出た映画では大部分兄さんの姿が見えたが、今度は本当に朝鮮族みたいだった。'と言ってくれて大きい力を得た。"と話した。
[インタビュー] \"朝鮮族みたいだという弟の褒め言葉が最大の力\"_e0148490_14432952.jpg
-まだ '黄海' 撮影から脱する事ができない感じがするが?

▲随分日常に帰って来た。初めて製作報告会をした時は無人島で救われて記者会見をする感じだった。映画 'キャストアウェー'でトム・ハンクスが記者会見したまさにその場面のようにね。

-キム・ヨンゴンさんは映画を見たか?先輩俳優として感心しているか?

▲今日見るそうだ。撮影期間の間たまに父会う時も大変だとは言わなかった。その時私に 'どんなに大変か、一度も言わないが、本当に良くやっている。'と言っていた。

-映画を見たソル・ギョング、パク・フィスンなど、先輩たちが絶賛していたが?

▲ギョング兄さんは "本当に苦労した。私もナ・ホンジン監督がどの位スゴイのか、一度経験してみたい。"と言ったし、オ・ダルス兄さんは私の手をしっかり握ってくれた。'依頼人'に一緒に出演中のパク・フィスン兄さんは長文の文字メッセージで誉めてくれていた。私の弟(チャ・ヒョヌ)が、 "兄さんが出た映画ではすべて兄さんの姿が見えたが、今度は本当に朝鮮族みたいだった"と言ったが、その言葉がとても嬉しかった。

-劇中でグナムが鼻にシワを刻みながらしかめた表情が長く残像に残る。10ヶ月の撮影期間がまさしくそんな心情だったのか?

▲ジャンルは完全に違うがチャップリンがよく思い浮かんだ。彼はどうやって無声映画の2時間を一人で退屈しないように表現するのだろうか、と悩んだ。'黄海' 中でも通じる公式があると思った。グナムが「論硯洞 99-1番地」を盗み見する場面や、蔚山のアジトへ行って石を持って門を開く場面などではそんなアイディアが浮かんだ。私が演技するキャラクターの全ての接点、身体で表現するリズム感などはチャップリンからアイディアを得たものが多い。

-パトカーより早い速度で休まず走り、海にも跳び込み、身体で表現する場面が多くて苦しかったようだが?

▲'追撃者'ではユンソク兄さんと 1対1の アクションで争った。その時は全て呼吸を合わせた。しかし、'黄海'では私が争わなければならない相手が全て初めて会う相手たちだ。映画でも、実際の撮影現場でもそうだった。1対20で争わなければならない場面もあるのに、リハーサルでは実際シュートが入って行けば本当の拳をくらわす人もいて、(模型)斧を私に合わせる人もいる。いくら模型でも本当に致命的だ。対決シーンがある度に新しい人々と争うのが辛かった。走る場面では無条件に '運動だ。'と思いながら走った。

-特に撮影現場では慌しいという話を聞いたが?

▲断言コンテのその部分に対しては、本当にナ・ホンジン監督が有難かった。今は笑いながら話すことができるが、本当に危ない撮影が多かったし野外撮影が大部分なので、ナ・ホンジン監督は私とユンソクが兄さんなど、俳優たちを守ってくれようと血眼がなっていた。あまりに危ない場面が多くてナ監督は俳優たちを危険から保護しようとして常に大声を出していた。印象も険しい人が現場でミスが出ないようにするために、10ヶ月始終大声を出すから、ナ監督が現場で言う半分以上の冗談を理解できなかった人々もいたようだ。
[インタビュー] \"朝鮮族みたいだという弟の褒め言葉が最大の力\"_e0148490_15211791.jpg
-キム・ユンソクは来年の主演男優賞は全部ハ・ジョンウが独り占めしなければならないと言うが?

▲とても大きい褒め言葉だ。負担になるよりはそのまま気持ち良く感じる。

-'黄海'の反応の中で一番聞きたくない言葉は?

▲とても苦労したという話が一番聞きたくない。イギリスBBCが製作したドキュメンタリーに メン VS ワイルド'という番組がある。人が奥地へ行って生き残り方を扱ったシリーズなのに、奥地に住んだわけでもなく、ちょっと行って来るという撮影をしただけなのに、 '無泊 3日を船で極限体験した'と言う風に広報されることは負担だ。野蛮的現場という話か。'表立てるのがそれしかない'気がする。一方、映画界の先輩たちが '本当にクラシックな映画だ''一つ一つ身体と真心で作ったな' と言ってくれるのが本当に嬉しかった。

-'黄海'を通じて得たのモノがあったか?

▲20代初盤に軍隊に行って感じたことと似た感情を感じた。世の中が止まったようだったし、常に自分自身を 3人称で眺めた。'黄海'という空間に落ちて、その間私が撮った作品と、これから進む方向に対して多くを考えた。初主演映画の '許されざる者'を撮影する時のように、新人の心でリセットし、初めて歩いた経験が終わった感じと言える。一人で長く演技してみるとそうなるようだ。

-今までの作品中でベスト3を指折ったら?

▲'許されざる者'(2005)と '追撃者'(2008)、そして '国家代表'(2009)を指折りたい。'許されざる…'は忠武路にハ・ジョンウという俳優を知らせてくれた作品で、 '追撃者'は俳優としてのハ・ジョンウという名前に信頼感を植えてくれた作品だ。'国家代表'は幼い子供達まで一緒に観ることができる作品なので、ファン層を大挙に増やした機会になった(笑)。

-ハ・ジョンウを全然知らない海外言論に自己紹介をするなら?

▲「映画を愛していて、自分が出た映画の DVDを集めるのが好きで、チャーリーチャップリンのような映画を撮りたい人間」として紹介したい。
[インタビュー] \"朝鮮族みたいだという弟の褒め言葉が最大の力\"_e0148490_15383734.jpg
-'依頼人'の相手俳優であるチャン・ヒョク、パク・フィスンとの呼吸はどうか?

▲フィスンが兄さんが私的な席では面白くて気さくな人であることはよく知られているし、ヒョクが兄さんも侮れない。三人で撮影を終えてから酒をかなり飲み、ごみ分離収去する日と言いながらむっくり起きて一人で家へ行ったりする(笑)。

-メロジャンルに出演する計画はないか?

▲メロはぴったり私の専攻分野だ。'ニューヨークの秋''ラブアフェアー''ノッテルダムの恋人' のようなメロに出演したい。歌は歌えないが、 'レイチャールズ' のような映画にも挑戦してみたい。

個人的な意見ですが、私はジョンウが仰るとおり(笑)実はメロが一番合ってると思ってます^^
そんなメロジョンウも早く観たい・・・


by uki


ってことで、今年の掲載はこれで終了です。
皆様、今年も読んでいただき有難うございましたm(_)m
宿題で残ってる「黄海」舞台挨拶レポートは来年になりますが、
今後ともご愛顧よろしくお願いします。
良いお年を!

管理人一同
by kusu_woo | 2010-12-31 15:48 | 하정우ハ・ジョンウ情報